禁煙知識

タバコが美味しいと感じるのは脳の勘違いです

毒がおいしいはずがありません

タバコは毒ですから、不味いに決まっています。
本当に美味しいのであれば、食べてみても良いはずなのです。(決して食べないでください)

タバコの誤飲について、

成人ではタバコ2本分で、幼児ではタバコ半分で致死量になります。

http://www.miyazaki.med.or.jp/ken-ishikai/kenko/smoke.html

とのことですので、決して食べてはいけません。

味が美味しいのではありません

先述のように、タバコは決して美味しくありません。
しかし、喫煙者の皆さまは美味しそうにタバコを吸ってらっしゃいます。

タバコを吸うと、ニコチンが脳内のニコチン受容体と結合してドーパミンが放出されます。
ついさっきまでイライラを感じていたのに、ドーパミン放出による快感を得ることで、即座にイライラが解決されます。
これによってタバコを美味しいと感じてしまっているのです。

タバコを吸うことは、手軽にドーパミンを得るためのドーピング行為だと言えるでしょう。

初めてタバコを吸った時から、タバコを美味しいと思う方はごくまれでしょう。
初めての喫煙時は当然ニコチン不足に悩まされていませんし、低ドーパミン状態でもありませんし、イライラもしていません。
この状態でタバコを吸っても何の解決にもならないので美味しいとは感じなかったのです。

初めてタバコを吸った時に感じた、苦いし臭いし辛いし煙いし不味い、というのが本来のタバコの味です。

あなたの人生は、あなたが感じているよりも本当はもっと楽しいです

喫煙者の脳は、自らがドーパミンを放出しないようになってしまっています。

本来は、

  • 運動をする
  • 音楽を聞く
  • 仕事を達成する
  • 美しいものを見る
  • おいしいものを食べる
  • 初めての体験をする

といった日常のささいなきっかけでドーパミンが放出され、快感を得ることができます。
しかし喫煙者にはそれが無く、タバコを吸わなければ快感を感じられなくなっているのです。

つまり本来感じられるはずだった快感を、タバコが全て無かったことにしているということです。

だから、あなたの人生は本当はもっと楽しいのです。
今から禁煙すればちゃんと元に戻れます。

がんばりましょう。

禁煙補助薬「チャンピックス」体験談

プロフィール

-このサイトの記事を書いている人-

・名前 : 禁煙マスター
・禁煙歴:1745日目
・喫煙していた年数 : 12年(〜2020年3月)
・愛煙していた銘柄 : セブンスターボックス14mg
・喫煙していた本数 : 30〜40本 / 日
・職業 : webエンジニア

部屋の中でもタバコを吸っていた昭和カタギ。
寝起きにタバコ、食後にタバコ、仕事の合間にタバコ、寝る前にタバコ。
日々の生活の一段落を常に共にしたタバコ。

いつか来るであろう医師からの本気の「タバコをやめてください」に備え、思い立ったその日に軽い気持ちで禁煙を開始する。

禁煙に関する情報を漁っているうち、喫煙は脳科学的に人生をつまらなくしているという結論に至り、禁煙を強く決意。

本人の意思に反してタバコをやめざるをえない時というのは、健康に大きな問題を抱えた時であるはずです。
そんな心身ともに弱っている時に、大好きなタバコをそう簡単にやめられるでしょうか。いや、やめられない。

健康状態に問題がないときに禁煙することが一番楽なのだと気づきました。

タバコは健康なうちにやめておけばいいのです。

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