禁煙は思っていたよりも簡単でした
禁煙心得
禁煙心得
タバコを吸うきっかけは、ちょっとした好奇心や冒険心によるものでしょう。
初めての体験というものには、何とも言い難い楽しさがあります。
私が初めてタバコを吸ったときの事は鮮明に覚えています。
とにかく煙たく、美味しくもありませんし、むしろ気持ち悪いぐらいなのですが、すごく生き生きとした気分になりました。
しかし、生き生きとした気分になれたのはタバコ自体の作用ではありません。
好奇心や冒険心を満たす体験をすれば、タバコでなくとも、どんなことであれ生き生きとした気分になります。
人間はもともとそのようにできており、生き生きした気分になるのは脳内にドーパミンが放出されたことによるものです。
しかし、繰り返しの喫煙によってその機能は失われていくこととなります。
ドーパミンは快感を生む物質です。
快感だけにとどまらず、やる気、気分、記憶、注意、睡眠、学習など、その影響は広範囲に渡ります。
正常な脳では、
といった日常のささいなきっかけでドーパミンが放出され、快感を感じることができています。
しかし、タバコを吸うと手軽に大量にドーパミンが放出されるため、脳が自らドーパミンを放出しないようになっていきます。
タバコを吸えばそれで快感が得られるのですから、脳の立場からするともう自らが頑張ってドーパミンを放出する必要がなくなってしまうわけです。
つまり、タバコを吸う以外の方法ではドーパミンを放出することができなくなりますし、タバコを吸う以外の方法では快感を得られなくなるということです。
結果として、人生がつまらなくなります。
楽しい人生を送るために、絶対にタバコは吸わないようにしましょう。
禁煙補助薬「チャンピックス」体験談
-このサイトの記事を書いている人-
・名前 : 禁煙マスター
・禁煙歴:1745日目
・喫煙していた年数 : 12年(〜2020年3月)
・愛煙していた銘柄 : セブンスターボックス14mg
・喫煙していた本数 : 30〜40本 / 日
・職業 : webエンジニア
部屋の中でもタバコを吸っていた昭和カタギ。
寝起きにタバコ、食後にタバコ、仕事の合間にタバコ、寝る前にタバコ。
日々の生活の一段落を常に共にしたタバコ。
いつか来るであろう医師からの本気の「タバコをやめてください」に備え、思い立ったその日に軽い気持ちで禁煙を開始する。
禁煙に関する情報を漁っているうち、喫煙は脳科学的に人生をつまらなくしているという結論に至り、禁煙を強く決意。
本人の意思に反してタバコをやめざるをえない時というのは、健康に大きな問題を抱えた時であるはずです。
そんな心身ともに弱っている時に、大好きなタバコをそう簡単にやめられるでしょうか。いや、やめられない。
健康状態に問題がないときに禁煙することが一番楽なのだと気づきました。
タバコは健康なうちにやめておけばいいのです。