禁煙心得

ヘビースモーカーだった私が禁煙を決意したきっかけ

私が人生の中で達成することが最も難しいと思っていたことが禁煙でした。
そもそも禁煙などする予定はなかったのですが、ひょんなことから禁煙を開始することとなりました。

ここでは、私の禁煙のきっかけについてお話していきます。

私が禁煙を始めたのは次の2点がきっかけです。

  1. 睡眠時無呼吸症候群の検査入院時に、タバコを我慢できる気がしない
  2. まとまった休みがとれた

睡眠時無呼吸症候群の検査入院時に、タバコを我慢できる気がしない

睡眠時無呼吸症候群の検査入院は、悪くいくと15時間ほどタバコが吸えません。
それだけで私にとってはなかなか耐え難いストレスなのです。

しかも身体中にセンサー類を取り付け、監視状態の中で、酒も飲まずに、確実に眠りにつかなければなりません。タバコを吸えないストレスを感じながらです。

このとき、非喫煙者であればどんなに楽だろうと思ってしまったわけです。

また、睡眠時無呼吸症候群は症状によっては、喉の手術を行うような場合もあります。
その場合は数週間ほどタバコを吸うことができません。

この手術は受けるかどうかが任意ですし、受けるべき症状なのかどうかもこの時点では確定していません。

仮にこの手術は受けないとします。
しかし、今後の人生で強制的にタバコをやめざるを得ないときが来たとして、そのタイミングですぐに確実にやめられるとは到底思えません。

タバコはやめられないものと思っていたので、タバコをやめる・やめないについて考えたこと自体が初めてでした。

いい機会なので今すぐタバコをやめてしまおうという考えに至りました。

皮肉というかなんというか、睡眠時無呼吸症候群という病が、ニコチン依存症という病を解き放ってくれるきっかけとなったわけです。

まとまった休みがとれた

そもそも、まとまった休みがとれたので、自分に対してお金や時間を使おうと思い、睡眠時無呼吸症候群の検査を受けようと思い立ったわけです。

なので、まとまった休みがとれたことが、私が禁煙するに至った最大の理由ということになります。

休めることと禁煙に至ることの何が関連するか、それはストレスです。

喫煙者ならおわかりかと思いますが、ストレスを感じるとタバコを吸いたくなります。
ニコチン切れのストレスでなくとも、ありとあらゆるストレスは喫煙者にとっては喫煙の理由になります。

そして、多くの方も同様かと思いますが、私にとってのほとんどのストレスは仕事によるものです。
休みであれば仕事のストレスは一切ありませんので、禁煙を成功に導くためには相当有利だと思ったわけです。

実際、禁煙中に仕事を休めたことは、禁煙を成功に導くうえで大きなプラスになったと私は感じています。

少なくとも、最もつらい完全禁煙開始後数日だけでも有給休暇をとるなどできればとても楽になるはずです。
私の完全禁煙1週目の様子は下の記事にまとめています。

完全禁煙1週目〜葛藤〜

禁煙は思い立ったが吉日

私はタバコをやめることを決意した当日にチャンピックスの服用を開始しました。

タバコを吸い続ける理由はいくらでも作れますので、ごたくをならべる時間を自らに与えないために、即日禁煙開始しましょう。

即日といっても、チャンピックス服用開始1週間後に完全禁煙開始となります。即座にタバコが吸えなくなる訳ではないので、心配しないでください。

ちなみに私は禁煙開始当初、本当に禁煙が達成できるとは全く思っていませんでした。
禁煙できると思っていないからこそ、すぐにチャンピックスの服用開始をすぐに実行できたのかもしれません。
長期的な禁煙が達成できなくても、とりあえずは検査入院の1日だけ乗り切れればいいと軽い気持ちで始めました。
そんな軽い気持ちで始めたにも関わらず、長期的な禁煙が達成できてしまったので、チャンピックスは本当にすばらしい薬でした。

禁煙には強い意思もきっかけもいりません

ここまで読んでいただいた方にはおわかりかと思いますが、私が禁煙を開始したきっかけは、全く大したものではありません。

禁煙に強い意志があるわけでもない私でも禁煙ができてしまったのは、チャンピックスのなせる業でしょう。

減煙すら一度もしたことなく、自力での禁煙など到底無理だと思っていた私でも禁煙を達成できたのは、紛れもなくチャンピックスのおかげです。

禁煙補助薬「チャンピックス」体験談

プロフィール

-このサイトの記事を書いている人-

・名前 : 禁煙マスター
・禁煙歴:1745日目
・喫煙していた年数 : 12年(〜2020年3月)
・愛煙していた銘柄 : セブンスターボックス14mg
・喫煙していた本数 : 30〜40本 / 日
・職業 : webエンジニア

部屋の中でもタバコを吸っていた昭和カタギ。
寝起きにタバコ、食後にタバコ、仕事の合間にタバコ、寝る前にタバコ。
日々の生活の一段落を常に共にしたタバコ。

いつか来るであろう医師からの本気の「タバコをやめてください」に備え、思い立ったその日に軽い気持ちで禁煙を開始する。

禁煙に関する情報を漁っているうち、喫煙は脳科学的に人生をつまらなくしているという結論に至り、禁煙を強く決意。

本人の意思に反してタバコをやめざるをえない時というのは、健康に大きな問題を抱えた時であるはずです。
そんな心身ともに弱っている時に、大好きなタバコをそう簡単にやめられるでしょうか。いや、やめられない。

健康状態に問題がないときに禁煙することが一番楽なのだと気づきました。

タバコは健康なうちにやめておけばいいのです。

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