禁煙心得

禁煙は思っていたよりも簡単でした

禁煙というと、ニコチン切れと戦わなければならないようなイメージがありますが、全くそんなことはありません。
実はニコチン切れの感覚は、禁煙補助薬チャンピックスの効能により全く感じずに過ごす事ができるのです。

あのニコチン切れのイライラさえなければ禁煙できる気がしませんか?

禁煙などできると全く思っておらず、禁煙する気もなかった私でも想像以上に簡単に禁煙が達成できましたので、禁煙は誰にでもできることだと思います。

ここでは禁煙に興味がある方や、禁煙したいけど踏ん切りがつかないといった方へ向けて、禁煙は意外と簡単ですよーということをお伝えします。

禁煙補助役チャンピックスによる禁煙

禁煙補助薬「チャンピックス」とは

チャンピックス服用による禁煙は、ニコチン切れとの戦いではなく、タバコを吸わなければどうしていいかわからなくなる気持ちとの戦いとなります。

日々の生活の一部に「普段ならここで一服」というタイミングがありますが、そのタイミングでことごとくタバコが吸えないので、どうしていいかわからなくなってしまうのです。
そして、どうしていいかわからないとき自体もタバコの吸いどきだったりしますよね。
だから、チャンピックスによってニコチン切れが抑えられているにも関わらず、タバコは吸いたくなります。

それほどまでにタバコを吸うというあの一連の行為は体に染み付いてしまっており、これはチャンピックスをもってしても抑えることはできず、あなたがタバコを吸わないことを頑張らなければなりません。
しかし、それにだけ耐えられれば禁煙は成功したも同然です。

本来はニコチン切れのイライラとも戦わなければならないのですが、チャンピックスのおかげでだいぶ禁煙の難易度は下がっています。
本来、タバコを吸う習慣など人間にはありませんので、タバコを吸わないという自然な状態に戻るだけです。

タバコを吸いたい衝動の対処法は、各々が自分に合ったものを見つけていくことが良いと思いますが、私なりの対処方法は下の記事にまとめています。

実際に禁煙に成功した7つの習慣&意識改革

禁煙が本当につらいのは最初の3日間だけ

私が禁煙が簡単だと述べているのは、日を追うごとにタバコを吸いたい衝動は減っていくからだという側面が大きくあります。

明日は今日よりも楽だし、明後日は明日より楽なのです。

つまり、禁煙開始後の数日に耐えられたならばそれ以降も耐えられますので、
やがては見事に禁煙達成となります。

禁煙は簡単だ簡単だ言っていますが、もちろん完全禁煙開始当初は壮絶です。
しかし、本当につらいのはたったの3日間だけです。
何とか3日間、気づけば1週間。そんなものです。

完全禁煙1週目〜葛藤〜

3週間経過すれば平穏が訪れます

完全禁煙開始3週目経過ごろには、禁断症状もかなり落ち着き、穏やかな生活を過ごせるようになりました。
壮絶な禁断症状も、喉元過ぎれば熱さを忘れます。

完全禁煙3週目〜顎痛〜

この時点でもうほぼほぼ禁煙達成だと個人的には思っているのですが、チャンピックスの服用は3ヶ月の禁煙をもって禁煙達成と位置付けているので、薬の服用は続けました。

ニコチンは脳内でニコチン性のアセチルコリン受容体にくっつき、ドーパミンなどの報酬系脳内物質を出す。これによって中毒性の依存症になるわけだ。

人間の脳には可塑性があり、また何かの影響で変異が起きても可逆的に元に戻ることがある。タバコを吸うことで大脳皮質にあるこの受容体は3~4倍にまで増える。

禁煙後、1ヶ月経たないとこの肥大した受容体は元には戻らず、6~12週間でようやくタバコを吸わない人と同じレベルに戻る

https://news.yahoo.co.jp/byline/ishidamasahiko/20180207-00081366/

つまり、脳内から非喫煙者となれるのは3ヶ月の禁煙が達成できてからという事ですね。

タバコから解放されましょう

禁煙に成功すれば、肩身の狭い思いや定期的に来るイライラとは一切無縁の生活となります。
簡単にいうと、タバコをやめると、とても生きやすくなります。

電車に乗る前にタバコを吸っておこうかとか、食事処に喫煙席はあるかとか、タバコの残りが少ないから買っておくかとか、そもそもこの近辺にタバコ売ってるところがないとか、タバコ忘れたとか、ライター切れたとか、、、様々なことを考える必要がなくなります。

喫煙者だった頃はタバコのために相当に頭を使っていたのでしょう。
タバコをやめた今では、何にも考えず気にせずに生活しているなあという感じがするのです。

イライラや脳のリソースの無駄遣いから解放されて本当に良かったと思っています。
非喫煙者ってこんなに楽だったのですね。

思い立ったが吉日の勢いでも借りなければ禁煙など始められません

私がそうだったのですが、愛煙家にとって生活におけるタバコの優先順位はとても高く、タバコが生活の中心になっていると言っても大げさではないでしょう。
だからタバコが無い生活を想像するだけで恐ろしく、禁煙になかなか踏み切れません。

また、喫煙者はタバコを吸う事を正当化することが上手です。
喫煙所での会話が楽しいとか、一服中にも仕事のことを考えているのでサボっているわけではないとか、愚かな事をあえてやることが楽しいだとか、、、

それは確かにそうなのですが、正当化したり言い訳のように自己弁護する事がタバコが悪いものだと認めているようなものです。

そして、これはとても重要な事なのですが、
禁煙するかどうかを検討している時点で、まず禁煙には踏み切れません。
だって、禁煙は嫌ですから。
わざわざ嫌な事を自ら選んでまでやるなんて、真っ当な選択ではないでしょう。

だから何も考えずにすぐに禁煙を始めてください。
どうしてもつらかったら禁煙をやめるのも良いでしょう。
とりあえずやってみてください。意外と簡単にできるはずです。

私も禁煙などできるとは思っていませんでしたし、そもそも禁煙を考えたこともないどころか、減煙すらした事がありませんでした。
また、禁煙するに至ったきっかけも全く大したものではありません。

つまり、禁煙を始めることに、理由や強い意思は必要ありません。

ヘビースモーカーだった私が禁煙を決意したきっかけ

そんな私でも禁煙が達成できたのは、禁煙しようと思ったその日に禁煙を始めたからです。
始めてしまえば、やり切らなければ仕方ないのです。

今日が皆様にとっての思い立ったが吉日でありますように。

禁煙補助薬「チャンピックス」体験談

禁煙日記〜チャンピックス体験談〜

プロフィール

-このサイトの記事を書いている人-

・名前 : 禁煙マスター
・禁煙歴:1745日目
・喫煙していた年数 : 12年(〜2020年3月)
・愛煙していた銘柄 : セブンスターボックス14mg
・喫煙していた本数 : 30〜40本 / 日
・職業 : webエンジニア

部屋の中でもタバコを吸っていた昭和カタギ。
寝起きにタバコ、食後にタバコ、仕事の合間にタバコ、寝る前にタバコ。
日々の生活の一段落を常に共にしたタバコ。

いつか来るであろう医師からの本気の「タバコをやめてください」に備え、思い立ったその日に軽い気持ちで禁煙を開始する。

禁煙に関する情報を漁っているうち、喫煙は脳科学的に人生をつまらなくしているという結論に至り、禁煙を強く決意。

本人の意思に反してタバコをやめざるをえない時というのは、健康に大きな問題を抱えた時であるはずです。
そんな心身ともに弱っている時に、大好きなタバコをそう簡単にやめられるでしょうか。いや、やめられない。

健康状態に問題がないときに禁煙することが一番楽なのだと気づきました。

タバコは健康なうちにやめておけばいいのです。

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